森あらた
森あらたは、ベルリンと東京を拠点に活動する映画監督、プロデューサー、映像編集者、アーティスト。学習院大学日本語日本文学科およびロンドンのセントラル・セント・マーティンズ美術大学ファインアート学科卒業。アジアン・カルチュラル・カウンシル個人フェローシップ、巨匠ヴィム・ヴェンダースが自ら選び、新進気鋭の若手映像作家に授与されるヴィム・ヴェンダース奨学金をそれぞれ受賞。
2021年、中国の「一帯一路」政策の影響下で急速な変貌を遂げるシルクロードの都市風景をもとに、架空の都市を描いた映画『ア・ミリオン』を監督。第64回ライプツィヒ国際ドキュメンタリー映画祭に正式招待される。
2024年、長編ドキュメンタリー映画『蒸発』をドイツ人監督アンドレアス・ハルトマンと共同監督。日本における「蒸発」という現象をテーマに、夜逃げ屋や失踪者、残された家族の姿を追う。ドキュメンタリー映画祭の最高峰の一つ、コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭では連日超満員を記録し、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭では最優秀作品賞を受賞。40以上もの国際映画祭で注目を集め、日本、ドイツ、ロンドン、香港、タイで劇場公開を果たす。
写真家ラウリアン・ジニトイウとともに共同設立した「another:」では、ビャルケ・インゲルス、塩田千春ら著名建築家・アーティスト達ともに映像を通してコラボレーション。中編映画『ヴェインズ』は、ADFF:NY(建築デザイン映画祭ニューヨーク)でプレミア上映。2025年インゲルスとの共同制作映像が、ヴェネチア建築ビエンナーレで出展される。
TVドキュメンタリー番組のフリーディレクターとしても活躍し、大型ドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』(WOWOWとIPC共同プロジェクト)では国際エミー賞にノーミネート。NHKスペシャル等では、ウクライナ国境やイランなど紛争地帯における難民人道危機の取材を行う。
レモハン・ジェレマイア・モセセ監督『Ancestral Visions of the Future』(ベルリン国際映画祭2025)や『Mother, I Am Suffocating. This Is My Last Film About You』(ベルリン国際映画祭2019)等を始めとする多くの長編・短編映画に、エディター・編集コンサルタントとしても関わる。
